リポジトリへの公開
リポジトリにプロジェクトを公開する主な方法として、deploy
フェーズとmaven-release-pluginの2つがあります。
deployフェーズ
deployフェーズは作成したパッケージをリモートのプライベートリポジトリに公開します。 これはdefaultライフサイクルの最後のフェーズですので、compile, test, packageといったdefaultライフサイクルに含まれるすべての他のフェーズが実行されてから実行されます。
この方法は主にSNAPSHOTバージョンをリポジトリへと公開するときに利用します。 安定バージョンを公開するときは、次に説明するmaven-release-plugin
を利用してください。
maven-relase-plugin
maven-relase-plugin
maven-release-plugin
はプライベートリポジトリへの公開だけでなく、バージョン番号をインクリメントする・ VCSのタグやブランチを編集する・依存するライブラリにSNAPSHOTバージョンが含まれていたらリリースを 中止するなど、安定バージョンの公開に便利な機能を提供します。 リモートリポジトリに安定バージョンを公開する場合は積極的に使いましょう。
使い方は、prepareゴールとperformゴールを順番に呼び出すだけです。 リリースするバージョンなどを対話的に指定するだけで自動的に検証・編集・公開します。
権限不足で公開に失敗したら
リポジトリへの公開に権限が必要な場合、リポジトリの管理者に問い合せて権限を取得する必要があります。 多くの場合は~/.m2/settings.xml
を編集し、ユーザ名やパスワードなどの認証情報を設定します。
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